遊戯王のパックの歴史について語る
王家の守護者

by 時の魔術師さん


【第1編】

今日から王家の守護者のパックについて語りたいと思います。
第2期の最後のパックシリーズです。第2期最後のパックだけあり、効果モンスター・魔法・罠の種類が豊富で面白いですね。
このパックの4つ星以下のモンスターの最高攻撃力は2000で、最高守備力は2000です。この能力地はアーマード・フライの数値のようです。なので、全体的にはそこまで能力地が高いと言うわけではなさそうです。ただ、効果が強力なモンスターが結構多そうです。

これから、このパックの特徴あるカードの紹介をしていきたいと思います。
今日最初のカードは、不死王リッチーです。アンデット族最強のモンスターといっても良いかなと思います。召喚するのは難しいですが、召喚できればかなり有利になります。なんと言ってもこのモンスターは、まず、このカードを対象とする魔法・罠カードの効果を無効にして破壊できる上に、リバース効果で、自分の墓地のアンデット族モンスターを1体特殊召喚する事が出来るカードです。さらに、1ターンに一度だけ裏側守備表示にする事が出来るカードです。使いこなすのは難しいですが、それだけにこのカードを使いこなせれば、かなり強いデッキが出来ると思います。

次のカードは、王虎ワンフーです。このカードはなかなか面白いカードですね。召喚・特殊召喚した攻撃力1400以下のモンスターを破壊できるので、死のデッキ破壊ウイルスや相手が表側でしか召喚できなくなる聖なる輝きと相性が良いカードですね。上手く使えばモンスター召喚をロックさせる事も可能かなと思います。

次のカードは、バードフェイスです。このカードは面白いですね。ハーピィデッキでは活躍しそうです。ただ、ウイッチやクリッターでサーチ出来ないのが少し残念ですね。

次のカードは、クルーエルです。このカードは面白いですね。ギャンブルカードです。戦闘によって墓地に送られた時にコインの表裏を当てる、当たった場合、相手モンスター1体を破壊することが出来るカードです。能力地が若干低いのと、確実に効果が成功するわけではありませんが、コイントスが楽しめるのが良いですね。

次のカードは、アーマードフライです。星3つで脅威の攻撃力・守備力2000あるモンスターですが、自分のフィールド上にこのカード以外の昆虫族モンスターがいない場合は、攻撃力・守備力が1000になってしまいます。このカードは昆虫族デッキのキーカードになりそうですね。星3つなので、バインドがあっても攻撃できるのが良い感じです。そして、昆虫族デッキでなくてもDNA改造手術を使えば良いので、DNA改造手術を使ったコンボデッキにも入るかなと思います。

次のカードは、海神の巫女です。このカードが存在する限り通常フィールド上は「海」になる効果を持っているカードです。海デッキには是非1枚欲しいカードですね。このカードがあるだけで、竜巻海流壁も発動する事が出来ます。もちろん伝説のフィッシャーマンも効果を発揮する事が出来ます。
特殊な効果を持っていて面白いですね。

次のカードは、X・E・N・Oです。このモンスターはなかなか強力ですね。リバース効果で、ターン終了時まで相手のモンスターのコントロールを得る事が出来て、コントロールを得たモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できるのが良いですね。上手く使いこなせば大ダメージを相手に与えられるカードだと思います。コントロール系のデッキでも使えそうです。そして、もちろん悪魔族デッキでも使えるカードですね。

次のカードは、タイムイーターです。このカードは面白いですね。このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合、次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップ出来る効果を持っているカードです。相手の場にモンスターがいなければ、バトルフェイズまで事実上スキップになるので、使い方次第では強力なカードですね。銀幕やモンスターBOXなどと相性の良いカードです。

次のカードは、グラッジです。このモンスターは特徴ある面白いカードです。相手プレイヤーを直接攻撃する事が出来て、相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、次の自分のスタンバイズフェイズに攻撃力が1000ポイントアップするカードです。なかなか強そうですね。ただし、最初の攻撃力が0なので、何かで強化してから攻撃しないといけないですね。バインドがあっても攻撃できますね。

今日最後のカードは、異形の従者です。このカードは相手プレイヤーを直接攻撃できるカードです。このカードもバインドや平和の使者があっても攻撃できるので、ロック系のデッキで使えそうなモンスターですね。装備カードで強化して使うのが、一番良い方法かなと思います。


【第2編】

今日最初のカードは、モイスチャー星人です。9つ星モンスターですが、2体の生贄で召喚する事が出来ます。そして、3体の生贄で召喚した時に、相手フィールド上の罠・魔法カードを破壊する効果を持っているカードです。このカードはなかなか強力ですね。攻撃力も2800なので、高いと思います。なるべく3体生贄で召喚したいところですね。羽箒と違い、勅命でチェーンして無効に出来ない所も大きいですね。攻撃も通しやすくなりますね。

次のカードは、ゴラ・タートルです。このモンスターが表側表示でフィールド上に存在する限り、攻撃力1900以上のモンスターは攻撃できない効果を持っています。このカードは面白いですね。1800モンスターのマジックキャンセラーなどとの相性が良さそうですね。水属性は1900モンスターがいないので水デッキでもなかなか使えるカードだと思います。

次のカードは、一刀両断侍です。裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、ダメージ計算を行なわずに、裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する事が出来るカードです。裏側守備表示で場にあるモンスターならどんなモンスターでも破壊することが出来るのが良いですね。その上、リバースモンスターはもちろんの事、トマトやピラミットタートルやモモンガなどの効果や異次元の戦士や幻影の壁やスフィアボムなどの無効も裏守備であれば無効にする事が出来る上に、和睦の使者が発動していてもモンスターを破壊する事が出来る強力なモンスターです。ただ、攻撃力が低いのが少し残念ですね。
バインド平和の使者や月の書などとの相性は良いかなと思います。

次のカードは、ポイズンマミーです。リバース効果で500ポイントのダメージを与える効果を持つカードです。ただ効果が微妙なので、ほとんど使われていないカードです。そしてデス・コアラの登場により、さらに使われなくなりました。アンデット専用デッキでもあまり使われてはいないカードですね。

次のカードは、砂塵の悪霊です。このカードが召喚・リバースしたら、フィールド上のこのカード以外の表側表示モンスターを全て破壊する事が出来る効果を持っているカードです。スピリットモンスターですね。なかなか強力なカードですね。聖なる輝きや光の護封剣や停戦協定などのモンスターを表側に出来るカードと相性が良いカードのようです。少し前は、このモンスターを利用した専用デッキもありましたね。ただ、今現在は、効率の良い強力な同族感染ウイルスの登場により、ほとんど使われることの無いカードになってしまいました。

次のカードは、王族親衛隊です。このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事が出来て、このカードがリバースした時に、このカードの攻撃力・守備力はターン終了時まで、300ポイントアップする効果を持っているカードです。このカードは攻撃力1600なので、リバース効果を発動できれば、攻撃力1900のモンスターになります。なのでアンデット族の星4つモンスターの中では最高クラスだと思います。アンデット族専用デッキではそれなりに使われているカードです。

次のカードは、さまようミイラです。このカードは微妙なカードですね。
僕が今まで膨大な数のデッキを見てきましたが、このカードを入れたデッキを見た事が無いですね。それだけ使いづらいカードだと思います。リバースモンスターを守る効果はあるかもしれないですね。

次のカードは、大神官デ・ザードです。戦闘によってモンスターを破壊することたびに能力を得ることが出来るめずらしいカードです。1回目で、このカードを対象とする魔法・罠カードの発動と効果を無効にする事が出来て、2回目で、このカードを生贄に捧げる事で、手札・デッキから不死王リッチーを特殊召喚する事が出来る効果を持っています。このカードが唯一リッチーを呼ぶ事の出来るカードです。攻撃力が1900と上級モンスターにしては低い数値なので、銀幕などでサポートするのが良いですね。

次のカードは、スカラベの大群です。1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。このカードが反転召喚に成功した時、相手フィールド上のモンスター1体を破壊することが出来るカードです。なかなか面白いカードですね。バインドや護封剣や湿地帯と相性が良く、専用デッキで使われているカードです。上手くいけばこのモンスター1体で沢山のモンスターを破壊することも出来そうですね。

次のカードは、イナゴの軍勢です。1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。このカードが反転召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊することの出来る効果を持っているカードです。このカードもなかなか面白いですね。このカードもスカラベの大群と同じく専用デッキで使われています。スカラベが入っている専用デッキに同時に使われることも多いですね。

次のカードは、ジャイアントマミーです。1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。裏側守備表示のこのカードを攻撃したモンスターの攻撃力が、このカードの守備力より低い場合に、攻撃モンスターは破壊される効果を持っているカードです。なかなか面白いカードです。ただ、1回効果を使うと相手に分かってしまい、次から、攻撃力2000以下のモンスターで攻撃してこなくなるのが、微妙な所ですね。


【第3編】

今日最初のカードは、八つ手サソリです。1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができて、裏側守備表示の相手モンスターを攻撃する場合、ダメージ計算時に攻撃力は2400になる効果を持っているカードです。このカードはなかなか面白いですね。攻撃力が2400になるので、多くの裏守備モンスターを破壊することが出来ますね。ただし、リバース効果などが発動するのが残念ですね。ただ、貫通系の装備魔法や罠などとの相性は良いですね。

次のカードは、守護者スフィンクスです。1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事が出来て、反転召喚に成功した時にすべての相手モンスターを持ち主の手札に戻す効果を持つカードです。今現在準制限カードですね。相手の場のモンスターを戻すことが出来るので、ヤタガラスや死霊や世紀の大泥棒やカイクウなどの相手に戦闘ダメージを与える事により、効果を発動するカードとの相性が良いですね。特に世紀の大泥棒は、スフィンクスで戻したモンスターの名前を指名する事により、確実に墓地に落とす事が出来るので、良いですね。

次のカードは、ピラミットタートルです。戦闘によって墓地に送られた時、デッキから守備力2000以下のアンデッド族モンスター1体をフィールド上に特殊召喚してもよい効果を持つカードです。このカードは、なかなか強力ですね。守備力2000以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる効果を持つため、攻撃力が高いアンデット族モンスターでも召喚できます。ここはトマトなどより優秀な所ですね。このモンスターの登場により、ヴァンパイアロードデッキが相当強くなりました。

次のカードは、ダイス・ポッドです。このカードは大変面白いですね。ギャンブルカードです。サイコロの目によりダメージ量に変化があるカードです。6の目に負けたプレイヤーは6000ものダメージを受けてしまうカードです。なので、運が良ければ、2回効果を発動しただけで、勝つこともある強力なカードです。運が良ければ、強力なデッキ相手にも勝てますので、初心者の方にもお勧めのカードです。

次のカードは、黒蠍盗掘団です。相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えたとき、相手はデッキから魔法カードを1枚選択して墓地へ送る効果を持つカードです。このカードは、効果は微妙ですが、なかなか面白いカードですね。戦闘ダメージを与えると良いので、このパックのスフィンクスやそのほかでは銀幕やモンスターBOXなどとの相性が良いカードです。僕が今回の殿堂で投稿したデッキのような専用デッキもありますね。

次のカードは、首領・ザルーグです。黒蠍盗掘団関係のカードですね。2つの効果を持っているめずらしいモンスターです。ハンデス効果と、デッキ破壊効果を持っています。ハンデス効果が優秀なので、今現在でもハンデスデッキに多く使われているモンスターです。戦闘ダメージを与えればハンデスできるので、裏守備でセットしておく戦略も以外に有効です。守備力が1500あるので、トマトまでの1400モンスターで攻撃されたら、反射ダメージを与えて1枚ハンデスする事も出来るのが良いですね。

次のカードは、デス・ラクーダです。1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事が出来て、このカードが反転召喚に成功した時、デッキからカードを1枚引く事が出来る効果を持つカードです。このカードは、コントロール系のデッキにたまにドロー源として使われることがあります。このカードを守れる状態を作れれば以外にたくさんドロー出来るので面白いカードです。

次のカードは、半蛇人サクズィーです。1ターンに1度だけ裏側守備表示する事が出来て、このカードがリバースした時に、相手の魔法・罠カードゾーンにセットされているカードを全てをめくり、確認した後元に戻す事が出来る効果を持つカードです。このカードはなかなか面白いですね。相手の罠・魔法カードゾーンにあるカードを見ることが出来るので、戦略を読む事が出来ます。
ただ、能力地が低くこのカードだけではアドバンテージをとるのは、難しいのと、使いやすいウジャト眼の登場により、ほとんど使われることの無くなったカードです。

今日最後のカードは、生者の書−禁断の呪術−です。自分の墓地にあるアンデッド族モンスター1体をフィールド上に特殊召喚し、相手の墓地にあるモンスター1体をゲームから取り除く効果を持つカードです。このカードは、なかなか強力なカードですね。主にアンデット族の主力モンスターのヴァンパイアロードを蘇生するのに使われるカードです。相手の墓地のモンスターを1体除外できるのも良さそうですね。ただ、この効果のおかげで、相手の場にカイクウがいる時や、リビングで除外するモンスターを蘇生されたり、相手の墓地にモンスターがいないと効果が不発になるので、以外に使いにくいときもあります。文字数が越えそうなので、今日は、ここまでで終わりますね。


【第4編】

今日最初のカードは、太陽の書です。フィールド上の裏側表示モンスター1体を表側攻撃守備表示にする効果を持つカードです。このカードは、良くリバースモンスターを自分のターンで発動させる為に使います。このカードの登場により、新しいタイプの1キルデッキを作る事が出来るようになりました。

次のカードは、月の書です。フィールド上の表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする効果を持つカードです。このカードは、いろいろな使い道があれますね。例えば、相手のミラフォや破壊輪や地割れや強奪などを防ぐ事が出来たり、相手のモンスター1体の攻撃を防ぐことができたり、ショッカーや光の追放者などのモンスター効果を一時的に無効化したりすることが出来たり、抹殺の使徒とコンボが出来たりします。応用性があり、使いこなせればかなり使えるカードです。ルール変更により若干弱体化しましたが、それでも使えるカードだと思います。

次のカードは、悪夢の蜃気楼です。相手のスタンバイフェイズ時に、自分の手札が4枚になるようにカードをドローすることが出来て、自分のスタンバイフェイズ時に、その効果でドローした枚数分だけカードを手札からランダムに捨てる効果を持つカードです。僕のお気に入りのカードの一つです。このカードのドロー能力はかなり高いと思います。ヤタガラスロックがかかってもこのカードが発動していれば、逆転する事が可能です。手札補充が出来るので、手札を消費するデッキに良く使われています。沢山カードを引けるので、速攻性も高いですね。ただし、弱点はあります。永続魔法なので、効果を発動する前にサイクロンで破壊されてしまうと使えなくなるし、自分が悪夢の蜃気楼をサイクロンなどで破壊しようとする時に、ジャマーなどで、打ち消されたら、暴発してしまいピンチになります。プレイングが要求されるカードですね。

次のカードは、財宝への隠し通路です。攻撃力1000以下のモンスター1体はこのターン、相手プレイヤーを直接攻撃できる効果を持つカードです。このカードはなかなか面白いカードですね。隼の騎士や白い泥棒や世紀の大泥棒などの攻撃力1000以下のモンスターで効果を持っているモンスターに使うのが有効ですね。ほかにも追い剥ぎゴブリンとの連携もありますね。デッキによっては、強力なキーカードになりそうですね。

次のカードは、ミイラの呼び声です。自分のフィールド上にモンスターが存在しない場合、手札からアンデッド族モンスター1体を特殊召喚できる効果を持っているカードです。ただ、この効果は1ターンに1度しか使えないですね。このカードは、なかなか強力なカードです。アンデット族モンスターなら上級モンスターでも良いので、アンデット族専用デッキでは結構役にたつと思います。もちろん特殊召喚なので、この効果でモンスターを召喚した後に、通常召喚でモンスターを召喚する事も出来て良い感じですね。
ただ、あまり使われていないカードのようですね。

次のカードは、おくびょうかぜです。次の相手ターン終了時まで、フィールド上にセットされた魔法・罠カードを破壊することが出来ない効果を持つカードです。守りたいセットしている魔法・罠カードがある時には使えそうなカードですね。ただ、効力的にアドバンテージが取れないのと、相手のセットした魔法・罠カードも破壊することが出来ないのと、ハリケーンには対応できないので、ほとんど使われていないカードです。

次のカードは、ピラミットパワーです。二つの効果を持つめずらしいカードです。ただ、二つの効果とも微妙なので、ほとんど使われていないカードです。スケープゴートトークンに使って、追い剥ぎコンボぐらいなら有効かもしれないですね。

次のカードは、ツタン仮面です。アンデッド族モンスター1体を対象にする魔法・罠の発動と効果を無効にし、そのカードを破壊する効果を持つカードです。このカードは、アンデット族デッキではないと使えないカードですが、効果が微妙なので、アンデット族デッキでもあまり使われないカードですね。

今日最後のカードは、旅人の試練です。相手モンスター攻撃時発動可能で、自分の手札からランダムに1枚カードを選択し、相手はそのカードの種類(モンスター・魔法・罠)を当てる。外れた場合、その攻撃モンスターを持ち主の手札に戻す効果を持つカードです。ギャンブルカードですね。相手に選ばせて、カードの種類を当てさせるのが面白いですね。効果が成功すればモンスターを戻すことが出来るので、その後、ダイレクトアタックを決める事も楽になるかなと思います。維持コストがかからないのも良い所ですね。手札に3種類のカードを持っていれば、以外に有効に使えるカードです。ただ、永続罠なので、破壊されやすい弱点はありますね。ギャンブルデッキに時々使われるカードです。


【第5編】

今日最初のカードは、底無し流砂です。相手ターン終了時、フィールド上の一番攻撃力の高いカードは破壊されて、自分のスタンバイフェイズ時、自分の手札が4枚以下だった場合、このカードは破壊される効果を持つカードです。このカードは、なかなか面白いですね。攻撃力が低いモンスターを多く使っているデッキでは、使えそうですね。手札を多めに維持しないといけないので、キラスネを使ったデッキとの相性が良いようです。ただ、使い勝手が悪いので、ほとんど使われていないカードですね。

次のカードは、王家の呪いです。魔法、罠カード1枚を破壊する魔法・罠カードの発動を無効にして破壊する効果を持つカードです。守りたいカードがある時に使えそうなカードですね。ただ、1枚しか守れないのが、若干微妙ですね。あまり使われていないカードです。

次のカードは、つり天井です。全フィールド上にモンスターが4体以上存在する場合に発動可能なカードで、表側表示のモンスターをすべて破壊する効果を持っています。このカードは、なかなか面白いですね。展開力のあるデッキや羊を多く使うデッキなどに効果的なカードだと思います。ただ、表側のモンスターしか破壊できない分、激流葬の方が使い勝手が良いので、今は、ほとんど使われていないカードです。

次のカードは、黄金の邪神像です。セットされたこのカードが破壊され墓地に送られた時、自分のフィールド上に「邪神トークン」を特殊召喚する効果を持つカードです。このカードはほかのカードと違い、セットしたターンにサイクロンなどで破壊されても効果を発動する事が出来るカードです。
さらにサイコショッカーが場に出ているときに、破壊されても効果を発動する事が出来ます。めずらしいカードです。さらにこのトークンはモンスターの生贄に使うことも出来ますね。上手く使いこなせば結構使えるカードですね。

次のカードは、呪われた棺です。セットされたこのカードが破壊され墓地に送られたとき、相手は次の効果から1つを選択して行う事が出来るカードです。その効果は、自分の手札1枚をランダムに捨てる効果ともう一つは自分のフィールド上モンスターを1体選択して破壊する効果があります。このカードも黄金の邪神像と同じ特性がありかなり使いやすいカードです。アドバンテージを取りやすいカードですね。1回このカードを発動させれば、相手が伏せカードを破壊するのをためらわせる事も出来て、精神的にもデュエルを優位に進める事が出来る優秀なカードです。

次のカードは、ニードルウォールです。自分のスタンバイフェイズ時にサイコロを1回振る、相手モンスターカードゾーンを右から1〜5とし、出た目にいるモンスターカードを破壊する効果も持つカードです。ただ、6の目が出た場合はもう1度サイコロを振る事になります。このカードは面白いですね。ギャンブルカードです。自分に被害が無い所が良いですね。維持コストもかからないので、手軽に使える所も良いですね。遊びでデッキに入れると楽しいと思います。

次のカードは、ダストシュートです。相手の手札が4枚以上あるときに発動可能で、相手の手札を見てモンスターカード1枚を相手のデッキに戻してシャッフルする効果を持つカードです。ハンデスカードのかわりになるカードですね。発動条件は若干厳しいですが、相手の手札を見てモンスターカードを1枚デッキに戻せるので、その後ハンデス魔法などを使えば、ヤタガラスロックはしやすくなるかなと思います。専用デッキでは、キャンセラーデッキなどに使われることがありますね。

今日最後のカードは、運命の火時計です。カード1枚のターンカウントを1ターン進める効果を持つカードです。このカードは、なかなか面白いカードですが、対象に出来るカードが少なく、それもあまり使えないので、ほとんど使われることの無いカードです。もう少し対象に出来るカードの種類が増えれば、良いですね。


【最終編】

今日最初のカードは、無謀な欲張りです。カードを2枚ドローし、以後自分のドローフェイズを2回スキップする効果を持つカードです。現在制限カードになっています。普通のデッキでは、2回もドローフェイズがスキップされてしまう分、安定感が無いので、制限カードでありながら、ほとんど使われていないカードです。しかし、1キルデッキになると、かなりの確立で使われているカードです。1キルの場合は、1ターンで決めるので、特に問題は無いですね。その上、カードを2枚も引く事が出来るので、カードを1ターンでなるべくカードを多く引いてからコンボを決めるのが目的の1キルでは、かなり使えるカードだと思います。

最後のカードは、王家の財宝です。発動後に、このカードを自分のデッキに表向きで混ぜてシャッフルする。そのカードをドローした時それを墓地へ送り、自分の墓地からカードを一枚選択して手札に加える効果を持つカードです。特徴のあるなかなか面白いカードですね。このカードの効果で墓地にあるカードを1枚手札に加えられるのはどんなカードでも良いので、使い方次第ではかなり強力なカードになりますね。ただ、このカードは、効果を発動してもいつ引けるか分からない分、使いづらいので、ほとんどのデッキで使われていないカードです。
これでカード紹介は終わります。

そして、王家の守護者のカードのみを使ったデッキの紹介をしたいと思います。

サンプルレシピ ギャンブル風のデッキ
モンスター22枚
スフィンクス2/王族親衛隊2/ピラミットタートル3/ワンフー
スカラベ2/ラクーダ2/ザルーグ2/海神の巫女2/ダイスポット2
一刀両断侍/X・E・N・O/クルーエル/イナゴの軍勢
魔法8枚
月の書3/生者の書3/太陽の書2
罠10枚
旅人の試練3/呪われた棺3/ダストシュート2/底無し流砂
ニードルウォール
合計40枚です。


このデッキはなかなか面白いデッキですね。ギャンブル要素があるのが良いですね。基本戦略としては、まず、ピラミットタートルからの引っ張りで、場合に応じて王族親衛隊を召喚したり、デスラクーダを召喚したりして戦います。王族親衛隊はアタッカーとして使い、デスラクーダはドロー源として使います。生者の書で蘇生も出来るので、以外に良く使うモンスター達です。
ワンフーも基本的にはアタッカーですね。多く入れないのは、自分のモンスターにも影響がある時があるからです。
スカラベはこのデッキに入っていない除去モンスターカードのかわりに使います。イナゴはサイクロンなどのかわりに使います。
海神の巫女は生贄要員と壁ですね。ザルーグはハンデス要員です。
一刀両断侍は裏守備対策ですね。
クルーエルはギャンブルモンスターですが、モンスターを除去できる可能性があるので、入れています。
X・E・N・Oは直接ダメージ狙いや効果で奪ったモンスターを生贄に使ったりします。
ダイスポットは一発逆転用のカードです。不利な時に良く使います。
魔法の3種類の書は結構使えます。月の書は、一刀両断侍とのコンボやリバースモンスター再利用や防御に使ったりなど出来、いろいろ使えて便利です。
太陽の所はリバースモンスターを自分のターンに発動させる為に使ったりします。
罠は、キーカードの旅人の試練で、攻撃力や守備力が低いモンスターが多いので、守る為に使います。コストが無いので、使いやすいです。ただ、このカードは破壊されやすいので、対応する為に呪われた棺を入れています。これがあることにより、相手に除去させるのをためらわせる事が出来て、今のカードのブレイカー対策にもなります。
ダストシュートは番兵などのかわりですね。
底無し流砂とニードルウォールは、モンスター除去用に使います。
上手く戦えば、今のデッキ相手でも勝てる可能性はあると思います。
これで、王家の守護者のパックについての語りを終わります。