ナンパの心得


【はじめに】

なんと!遊戯王サイトで「ナンパの心得」ですかぁ?確かにチャットでは盛り上がったけど...良いのでしょうか?遊戯王に打ち込んでいる人は硬派が多いので、極めて珍しい理論...と言うより初の試みでしょう!(笑 小中学生の方には未知の世界!刺激が強すぎるかな?いかがわしいですか?まあ、そう言わずに最後までお付き合いくださいね♪私は、まだ完全には壊れていないから大丈夫!(なはず...ところで、実際にナンパしたことある人はいますか?この世界にも上級者と初心者は存在します。一般的にナンパの上手な人=口が達者な人のイメージがあるようですが、そうでもないところが奥が深いです。口達者で場を盛り上げるのが得意な人が「面白い人ね...」で終わってしまい、寡黙でシャイな人が意外とモテたりするところが面白いと思います。私は後者かな?(ゑ もちろん、声を掛けなきゃ始まらないですけどね♪私は決して上級者だとは思いませんが、一応これはナンパの心得なので、私なりの秘伝の術を伝授できれば幸いです。Let’s ナンパ!(笑


【焦らない&前向きに】

これは初心者にありがちなんですが、目的(何だ?)を急ぎ過ぎて、焦るのは禁物です。そればっかり(だから何?)頭にあって余裕がない時、成功は逃げて行くものです。しかも失敗した時のダメージが大きすぎて立ち直れなくなったりします。固執しないで、時には軽く流すことが重要なポイントです。相手があってのことですから、自己中心はダメなのです。ナンパの達人でも10回のうち8〜9回は無視されています。しかし、初心者が1回の失敗でメゲている間に、上級者はもう次の人に声を掛けている。本人はこれが普通と思っているから、全く気にしていないはずです。初心者と上級者では意識の持ち方が天と地ほど違うのです。上級者は失敗を教訓として日々学習しているので、徐々にヒット率が上がっていきます。ナンパの修行...イメージ的に修行とは呼びたくないですが、心の余裕がある前向きさは見習うべきだと思います。これが基本です!


【相手に関心を持つ】

久しぶりに会って、相手が自分のことを覚えていてくれる...嬉しいことですね。「あれっ!XXXさん、久しぶり!」相手に向き合って、ハッキリと名前を出してあげると喜ばれます。個人的なこと、誕生日、趣味などを覚えていてくれたら最高ですね。プロのホステスさんは半年前に1回来ただけの人を覚えてたりします。(次回ホステスの心得♪お楽しみに!)あっ、混線したので戻します。自分に関心を持ってくれる人...絶対に大切にされるはずです。そして、その人のことをもっともっと知りたくなり、継続するのです。相手が初めて会う人だとしても、お互いに昔から知り合いだったような感覚に陥ることがあります。ナンパは出会いです。相手に関心があるから声を掛ける、もっと知りたいからお話したいのです。声を掛けられた相手もそう思うかもしれません。相手に関心を持って、相手からも関心を持たれる...ここから、出会い=ナンパが始まります。ナンパの相手は誰でも良いと思っている方...それも有りなので安心してくださいね。(笑


【心を開く】

失敗の理由・第1位は何だと思いますか?そう!「時間がない」ですね。では第2位は何でしょうか?正解は「相手の心を開くことが出来なかった」です。誰でも心のバリアを持っています。危険を避けるための本能、別名防衛本能と呼びます。無理に壊そうとすると、余計に強固になる...心を開くのはその人の意思なのです。童話「北風と太陽」を知ってますね!これをイメージすると良いと思います。相手の立場で考えて、相手を思いやる...これが重要です。盛り上げて、気分を良くしてあげることから始まります。不愉快に感じていると思ったら、即撤退しましょう!あまり相手に深入りしすぎるのはダメ!ネチネチしつこいのは嫌われます。最悪の例がストーカーです。あっさりしていて余韻が残る...これがポイントです。さりげないところに自分を出す。「はっ」とした瞬間に、あなたに対する興味が生まれるのです。「もっと、あなたのことを知りたい!」...あっ!ナンパが成立してしまいましたね♪(早


【誉め上手】

ほめられて嬉しくない人はいませんね♪誉めすぎることはないので、どんどん誉めましょう!人間は誉めらると気分が良くなって、好意を感じるようにプログラミングされているのです。だからと言って心にもないことを口にするのはいけませんね。相手がコンプレックスに思っているところを触れると逆効果...「地雷を踏む」と言う奴ですね。つまり、相手の隠された魅力の部分を素直に誉める。これがポイントです。誉めて欲しいところにはオーラが漂っているので、これを感じる感性を磨きましょう!誉め方にも色々ありますが、ストレートにそのものを誉める。変化球で間接的に誉める...これはシチュエーション次第で変わってきます。例えば、公園では明るく、夜のバーでは渋くとか...雰囲気って大切なんですね。「難しいよ〜!」はい!ナンパは複雑な人間の心理を扱うのでデッキ構築より難しいです。そうそう、「飴と鞭」を使い分けるのも大切ですね。ただし、「誉めて」から「しかる」のが基本。逆だと誉め言葉が相手の心に素直に届きません。奥が深いな〜 なんか教育論みたいになってきた...(汗)>実は教員免許持ってる人


【さりげない優しさ】

優しすぎる人...意外とモテないのです。不思議ですね。心に踏み込まれ過ぎると疲れちゃうのかな?つまり、一定の距離感は必要だと思います。必要以上に相手に踏み込まない人は一緒に居てほっとするし、安心感が漂いますね〜。でも、時には相手に一歩踏み込んで、「人間の深み」を示すのも大切です。「アッサリしているけど、コクもある(激謎」 本人が気づいていないマイナスの部分をさりげなく嗜めてあげるのも優しさのひとつかもしれません。例えば「もっと、本音を語ろうよ!」「もっと自分に自信を持った方が良いよ!」誰にでもしかって欲しいという願望はあるそうです。ただし、包容力がないと、猛烈に反発されたり、キズついてしまう危険があります。ナンパに包容力はミスマッチな感じですが、かなり重要な要素だと思います。秘伝の技のひとつです。-続く


【包容力】

話を聞いてくれる、優しく受け止めてくれる、これが包容力です。聞き上手はモテますよ〜。ホスト、ホステス、営業などの接客業の基本です。イライラしている時、怒っている時、悲しい時、誰かに話すだけでスッキリと心が晴れることが多いのです。相手の流れに従うと言うのかな?そんな軽やかさが良さげですね。間違っても途中で流れを止めてはいけません!火に油を注ぐことにもなりかねません。マイナスの状態は隙が出来るので、悪い言い方ですが、相手の心を開くチャンスなのです。宗教の勧誘では、こんな弱みに付け込んでくるので気を付けましょうね!(何で知ってる?)脇道に逸れたので本筋に戻します。全部受け止めてあげた後は、相手に素直な感想、気持ちを伝えてください。理解してもらったと感じていれば、反対意見も嬉しいものなのです。親身になってくれている...この感覚が重要!時には迷っている人を引っ張っていく力強さも大切です。誰かに話したい気持ち、頼りたい気持ち、これらが満たされるとマイナスの感情は解消されて、自分と冷静に向き合えるようになります。そして、プラスからプラスになるよりも、マイナスからプラスになる方が劇的なだけに相手の心に残るのです。


【意外性】

誰でも隠れた一面って持ってますよね。これが何かの拍子に出てくると相手は「はっ!」とします。相手に対する、興味が生まれる。奥が深そうな人、引き出しが多い人のことはもっと、もっと知りたくなる。もしかすると特別な人になれるかもしれません。こちから意識的に出したものよりも、無意識に出たものの方が印象に残るみたい。例えば成功話は90%意図的に話しますが、誰でも自慢話は聞きたくないですよね。「ハイハイ!わかりましたよ!=馬耳東風」でも、失敗した経験。恥ずかしい体験は絶対に面白い。「あっ、言っちゃったよ〜」恥ずかしいから滅多に話さない。レアですね〜得しましたね〜共犯者意識という奴かな?だから私のようにテキト〜で隙だらけの人も困るけど、モテる人にはどこか「ほっ」とするような隙があるような気がします。ソツがなくキチンとしすぎている人は疲れてしまい、安心感のオーラは感じませんね。私もテキト〜でぽわっとした人が隙です。(あれっ?変換ミス...面白いから良いか(笑)


【共通の環境・共通の認識】

意外性も刺激的で楽しいですが、心に残り、一番楽しいのはやはり共通の環境・共通の認識、言いかえると同体験が共感を呼ぶのですね。たまたま今日、TVで「あるある大辞典(2月24日放映)」で言っていたのですが、心理学的に共通点を持つ人には安心感を感じて、好意的になるそうです。例えばたまたま同郷の人だとわかると直ぐに打ち解けられますよね。ホステスの心得にもお客さんの故郷、趣味、自慢話を引き出せというものがあります。(何で知ってる?)つまり、一旦自分の世界に入れば話題は尽きないのです。だから上級ホステス(ナンパ師)=聞き上手という公式は成り立ちます。ただし、うなづいているだけでは白けてくる。最低限会話に参加して、ツッコミ、ボケが自在に操れれば、相手を上機嫌のままコントロール出来るのですね。いつも気分良くなれたら...また会いに来たくなりますよね。もしかして、コントロール・デッキの得意な人は「ナンパ」に向いているのか?(新発見)「あっあの...私は1キルが得意なんですが、どうでしょうか?」うぐぅ...かなり微妙かな?馬さん♪


【きっかけ】

バレンタイン・デー...製菓業界の陰謀ですね。チョコレートという「もの」にこだわらなくとも、好きなら好きと言えば良いじゃないか!それも正論なのですが、日常生活の中ではなかなかキッカケが掴めない。だから、なにかの行事、シチュエーションをナンパのキッカケに使う事も大切だと思います。お互いに一歩を踏み出しやすい雰囲気ってあるのです。私は学生時代の4年間、結婚式場でスナップ・カメラマンのアルバイトをしていました。結婚式写真=花嫁さんの魅力を発見して表現することです。だから女性ポートレートは得意。女性は誰でも綺麗に撮って欲しいですから、魅力を発見する感性を持つこと=プロ・カメラマンなのです。だから、魅力のオーラを感じる自信はあるし、写真自体をキッカケにすることが多かったなぁ...「うわ〜髪のきれいな方ですね〜モデルみたい...ちょっと被写体になってもらえませんか?(結婚式場の名刺を渡す)」おっと、自慢話は聞いていない?そうですね〜わかりやすい例を出すと、このHPの殿堂、研究会、CGIなどは参加する(または仲間を集める)きっかけとして良いと思いませんか?気軽に参加できる雰囲気で、声も掛けやすい。デッキ診断BBSも同じく良いきっかけとなりそうです。ナンパとは関係ないですか?そんなことはありませんね。『実は...』


【おわりに】

良く考えてみると、ネットの世界でも同じことですね。いつもたくさんレスを貰っている人。仲間の多い人...ネット・ナンパの達人です。「へい!そこの彼女、おチャットしない?(ゑ」「そこの君!時間があればちょっと、診断していかない?」誘いのオーラが漂っています♪そろそろ、隠された意図が見えてきましたね。『実は...』この心得は「(ネット仲間の)ナンパの心得」のつもりで書きました。内容を予想されてしまうと素直に感じてもらえないので、巧妙に隠して「あなたをナンパ申し上げていたのです」(ごめんなさい!)もう一度行間を注意深く読み返してみてください。何か見えてきましたか?誰でも慣れないときは自信がないものです、しかし声を掛けなければ何も始まりません。勇気を出して話しかけましょう。「初めまして!XXXです。デッキ診断をよろしくお願いします!」そこには、思わぬ出会いが待っているかもしれません。そうそう、これを読んで何かを感じていただければ、私にとっても嬉しい出会いです。ぜひ、感想を聞かせてくださいね。それでは!また〜

(注)このコラムは私が水HP副管理人として書いた最後のコラムです。今、読み返すと「海さんの部屋」と「海援隊」へつながるものを感じます。あえて、書き直しませんでしたので、一部違っている部分があります。ご了承ください。