軽〜エッセイ集5


【今明かされる、「チェイン」の秘密】

5月15日は私にとって特別な日です。今から一年前の今日、某部屋デビュー!そして、魔封じ仲間のストールさん、NEEDさん、アクアさんとの出会い!それまで、トマト・ハンデスを主力で使っていた私の水デッキは悪い意味でのファンデッキ...去年のこの日から、現在の路線を歩むことになったのです!堅く口を閉ざしてきましたが、アニバーサリーを迎え、真実を語る心境に...

実は最初にコントロールデッキに開眼したのが、水枷魔封じデッキ...最初の本格的オリジナル・デッキであるWC(ウォーター・チェイン)でした。今でこそ、英語の略称は私のトレード・マークになっていますが、最初の略称デッキこそ、WC!私にとって、特別思い入れのあるデッキなのです...

ほとんどの皆様がチェイン=枷のことだと誤解されていると思います。実は辞書を引くと、Chainは鎖、束縛のこと...枷は「Shackles」カードデザインの足枷は「fetters」が正しい。「英訳するからには、直訳ではなくてイメージをふくらませたい」そこで、デッキ・イメージ、進化の方向性を頭に浮かべながら付けた名前でした。

「束縛」(コントロール・デッキ)と「チェーン」(ルール書のあれですw)つまり、枷、護封剣などで相手を縛って、魔法には魔封じの芳香をチェーンという意味です。幸い枷→鎖とイメージも近いし、当時「鎖」付きブーメランを入れていたのも洒落っ気でした。日本語の「チェーン」ではルール用語と重なって響きが良くないので、苦肉の策で考え出したのが、英語読みの「チェイン」だったのです!つまり、簡単に言うと「水属性コントロール・デッキ」そのものをイメージしてます。

枷魔封じデッキが、まだマイナーで無視されている時代は良かったのですが、最近、某HPから『AC(アロマ・チェイン)』という用語が一般的になりつつあり先日も元祖に対して「水ACですね!」と言われて落胆したので、あえてルーツをお話しました。英和・和英辞書を引いて不思議に思った人はいなかったのかなぁ?大切なデッキ名なので「チェイン」と聞くたびに胸が痛みます...「今まで黙っていたおまえが悪い!」すいません、連日ACが掲示板を賑わすようになるなんて想像もしてなかったので...タイミングを逃してしまいました〜  m(_)m


【殿堂への想い】

昨年11月、水HP副管理人時代に考えた、ファンデッキ愛好者向け大型企画!...それが「殿堂」です。某部屋に居る頃から、こんなことを考えていました。

1.新感覚を求めている方が多い
「斬新なコンセプトが発表されると、反響を呼びレスもたくさん付く...普段あまりカキコしない方でも、新しい感覚を貪欲に求めていることを実感しました。このような方々は、自分なりの感性をお持ちなので、教えられるよりも、刺激を望んでいると思いました。」

2.成果が残らない、同じコンセプトが分散してしまう
「掲示板の宿命として、せっかく斬新なデッキが発表されているのに、いつしか流れて見ている方だけでなく、ご本人の記憶からも消えてしまう...もったいないなぁ...時間軸と空間軸の違う同好の士が出会えれば発展するのに...と感じました。」

3.きっかけ(チャンス)が必要
「せっかく斬新なことを構想していても、投稿まで至らないことがあります。1ヶ月くらい時間に余裕があり、テーマが決まっていれば、結構良いデッキが作れちゃうものです。それには、多数の方が参加して、競える場が必要だと思っていました。」

そこで、多くのファンデッキ構築者が、毎月テーマを決めて、技術と発想を競い合う、新コンセプト発表、発見の場を作ろうと心に誓ったのです!丁度その頃、ノビタさんが強いファンデッキのためのHPを開設され、副管理人を頼まれたのは、天命だと思いました。開設1週間後くらいに真っ先に提案♪ 

これをお読みの皆様も、何かの縁ですので、気軽に参加してみませんか?暖かい仲間が居ますから、恥ずかしがることないです。強豪揃いで、最初から得点をもらうのは難しいですが、最初の1点が取れば、絶対にやる気が違ってくると思います。


【殿堂入賞のコツ】

どんなデッキが得点を集めるのでしょうか?傾向と対策を検証してみましょう!

1.インパクト(衝撃)を与えるデッキ
30作品もあると目移りしてしまい、投票するデッキを絞れないものですね。ですから、最も大切なのは、『目立つこと』です。第一印象が最重要!斬新なコンセプト、絶妙なネーミングなどなど...「おぉっ〜!」と驚きを与えることが入賞への第一歩だと思います。尖らせた方がお得ですw

2.愛情を感じさせるデッキ
特に新しいカード、コンボ、コンセプトが入っていなくても上位を果たしているデッキはたくさんあります。特定のカード、コンボ、コンセプトと投稿者のイメージが重なるくらいになると、感動を呼ぶことが多いです。殿堂に投稿する方々は本当に遊戯王を愛しているのですね♪

3.未来を感じさせるデッキ
新しいコンボ、コンセプトの発掘者は賞賛に値します。殿堂で認められた方は堂々と始祖を名乗ってください!実際は優勝作品のコンセプトは、あまり流行っていないのが面白いところ...水HP、海部屋の感性は世間とは違うのかもしれませんね!(これが共通の認識というやつかも?w

代表的なのはこんなところです。後は、相手に与える感銘の深さによって、上位入賞出来るかどうかが決まってきます。上位3位までに入るためには、3点投票者を増やすことが必要みたいです。万人の心に響くデッキ...やっぱり難しいか?w


【明快!殿堂投稿タイミング】

Q1:殿堂に投稿する時期は遅い方が有利ですか?

後から投稿すると、先行投稿作の実力を分析して、それを上回るコンセプトを考える時間が取れるので有利と言われています。あまり早い時期に投稿すると後からインパクトの強いデッキが登場した際、印象が薄れる恐れがありますね。

ところが、優勝作品が何番目に投稿されたか検証すると面白い結果が...第1回:2番目/22人中 第2回:6/30 第3回:7/36 第4回:16/35 第5回:1/32 (これ私だ...w (第6回は除く

なんと!第4回を除いて、優勝作は一桁です。平均して、なんと6番目前後!定説くずれたり〜ですね。最初に投稿する方は気合が入っている方が多いし、鑑賞してもらう時間が長いので有利かもしれませんね♪どう思いますか?


【辛口ですか?】

コナミの販売ラッシュは目覚しいものがあります。以前は3ヶ月間隔でしたが、最近は2ヶ月間隔に...2ヶ月では一シリーズの理解が終わったら、もう次が出てきて大忙し!ゆっくりしている暇がありませぬw その間も付録やストラクチャーが出てきますしね。

確かに大ブームは去り、遊戯王人口は減りました。だからと言って、残った決闘者に余計にカードを買わせる販売戦略は許されるのでしょうか?遊戯王を愛している、研究熱心な方々は無理して買いますからね...

最近、ショップやコンビニで販売後2週間くらいは大量に置いても、あっという間に売れてしまうけど、3週間以降はあまり在庫を持たないようにしているようです。友達との付き合いや、軽い気持ちで買う時代は終わったのでしょうか?


【フィールド魔法への想い】

フィールド魔法と言えば、属性強化が中心でした。主に相手を強化しない水、光、風等のマイナー属性で使われてきました。攻撃500UPは良いとして、守備を400落すのは危険!つまり、月の書、アクエリアなどで守備にされて、パーシアス、スピアで刺されると大ダメージを受けてしまいます。しかも、強化しないと闇、地の1900に対抗不能...プレイ負荷を重くしていたのも事実です。

今回、登場したネクロバレーは攻守500UPの大サービス!しかも、もう一つの効果である墓地ロックだけでも、かなり強力!多彩な墓守モンスター群と降霊の儀式、王家の生け贄など連携が良いカードが同時に登場して、とても恵まれています。

そして、圧縮、サーチをこなす、テラ・フォーミングの登場!まさにフィールド魔法革命と言えるかもしれませんね。手に入れたらぜひ、使ってみたいものです。「フィールド魔法はダサい!」と言われた時代は過去のものになるかもしれません。

海部屋は心から、ネクロバレーを応援しております!!(水+ウォーターワールドがファンデッキの原点だった管理人より...


【マイナー・カードへの想い】 

誰にでも魂のカードはあると思います。初めてカードを手にした時、背筋にビビッと電気が走るような衝撃を感じたことはありませんか?

ある特定の決闘者とイメージが重なるカード...例えば、かつての私なら「伝説のフィッシャーマン」「海」...しばらく前までは「ウィジャ盤」「フリード」そして、今は「ネクロ・バレー」ですね。(まだ定着しないか?w

あるカードを見た瞬間に、特定の決闘者を思い出せるほど、イメージが重なることもあります。例えば「不死王リッチー」と言えば、ここの相談士MOTYさんが思い浮かびますよね。決闘者とカードの幸せな関係と言えるでしょう!

メジャーなカードで始祖を名乗るのは大変なことなので、この機会に「新たなる支配者」のマイナーカードを発掘してみませんか?今がチャンスですよん♪