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幻想デュエル戦記【第3弾】

enchaさん作
作成:03/01/05


第一章

最初に・・・
「ト−ナメント第1回戦4戦!勝者−海馬瀬人!!」
イシズ・イシュタ−ルを破った海馬瀬人。これでト−ナメント準決勝に進んだのは武藤遊戯、城乃内克也、マリク・イシュタ−ル、そして海馬の4人。
「オレの準決勝の相手はマリク・イシュタ−ル・・・。」
神のカ−ド・『太陽神(ラ−)の翼神竜』を持つ男、マリク。伝説の3幻獣神の中で最も強力な特殊効果を持つラ−を、『オベリスクの巨神兵』のみで迎え撃たなければならないという状況は海馬にとってかなり不利だ。
「準決勝で遊戯を倒し、ヤツの持つ『オシリスの天空竜』を手に入れてからマリクに挑む、というのが理想だったが・・・。」
準決勝を明日に控え、ラ−の対抗策を必死に考える海馬だった・・・。

「それではト−ナメント準決勝を開始いたします!」
海馬が一歩前に出た、そして遊戯を振り返った。
「遊戯、貴様との決着は決勝で付けてやる!」
「あぁ。」
遊戯は小さな声でそう答えた。
「海馬瀬人!デュエルステ−ジへ!」
海馬がステ−ジに上がった。
「対戦者、マリク・イシュタ−ル!デュエルステ−ジへ!」
マリクもステ−ジに上がった。
「それではマリク・イシュタ−ルの先攻でデュエルを開始します!」
デュエルステ−ジがゆっくりと上昇していく。
「フフフ・・・準決勝の相手は貴様か、海馬。まぁ決勝で遊戯を八つ裂きにする楽しみは残った訳だがな〜。」
「フン!貴様を破り、ラ−のカ−ドはオレが貰う!」
デュエル!お互い5枚のカ−ドを引いた。
「オレのタ−ン。」
マリクがカ−ドを引いた。
「処刑人−マキュラ(ATK/1600・DEF/1200)召喚!場にカ−ドを2枚伏せてタ−ン終了!」
(処刑人マキュラ・・・相手に倒される事により、手札から罠カ−ドを発動出来る効果モンスタ−・・・)
「オレのタ−ン!」
海馬がカ−ドを引く。
「X−ヘッド・キャノン(ATK/1800・DEF/1500)召喚!」
ここで海馬はマリクの手札をチラリと見た。
「面白い!どんな罠カ−ドを発動してくるか見せてもらおう!」
ダブル・キャノン!X−ヘッド・キャノンの両肩のキャノン砲が火を吹いた。
「フ・・・伏せカ−ド発動!」
マリクは場の伏せカ−ドをオ−プンした。
「罠カ−ド、モンスタ−レリ−フ!」
「何ッ!」
「このカ−ドは場のモンスタ−を手札に戻し、代わりに手札から4つ星モンスタ−を特殊召喚出来るのだ!」
フッ!処刑人−マキュラの姿がフィ−ルドから消えた。
「手札に戻したマキュラの代わりに場に出すモンスタ−は・・・これだ!」
マリクが出したモンスタ−は・・・万力魔神バイサ−・デス(ATK/500・DEF/1200)!
ド−ン!!ダブル・キャノンがバイサ−・デスに直撃した。しかし無敵能力の為、バイサ−・デスは破壊されなかった。
「この瞬間に伏せカ−ド発動!速攻魔法、痛恨の呪術!」
「痛恨の呪術!」
「フ・・・このカ−ドの効果で、今の貴様の攻撃でオレが受けるはずだったダメ−ジを貴様に移し替えてやるぜ!」
「クッ!マキュラ自体が罠だった訳か・・・。」(LP2700)
「フ・・・貴様ごときに手間取ってるヒマは無ぇんでな!オレは早く遊戯をぶっ殺したくてウズウズしてんだよ!」
「フン!決勝で遊戯と闘うのはこのオレだ!場に2枚のカ−ドを伏せてタ−ン終了だ!」
マリクのタ−ン、場にはバイサ−・デスのみ・・・。
「オレのタ−ン。」
マリクがカ−ドを引いた。
「バイサ−・デスを守備表示に。もう1体守備モンスタ−を出し、場に1枚カ−ドを伏せ、タ−ン終了!」
(さぁ、かかって来いよ・・・海馬!)
「オレのタ−ン!」
海馬がカ−ドを引いた。
「Z−メタル・キャタピラ−(ATK/1500・DEF/1300)召喚!X−ヘッド・キャノンと合体!」
X−ヘッド・キャノンとZ−メタル・キャタピラ−が合体し、XZ−キャタピラ−・キャノン(ATK/2400・DEF/2100)になった。
「フ・・・それが貴様の“神”召喚の為の布石という訳か・・・。」
「あくまで攻撃力に徹し、貴様をジワジワと追い詰め、3体の生贄が揃ったところで、オベリスクで一気にケリを付けてくれるわ!」
そう言うと海馬は手札を1枚墓地に捨てた。
「!?」
「XZ−キャタピラ−・キャノンには、手札を1枚捨てる事で相手の場に伏せられている魔法・罠カ−ド1枚を破壊する能力が備わっているのだ!」
「ホゥ。ならその能力は・・・オレが使わせてもらうぜ!」
マリクは場の伏せカ−ドを発動した。
「カウンタ−罠カ−ド、パントマイマ−の鏡!」
「パントマイマ−の鏡?」
マリクの場に黒い鏡を持った闇の人形が現れた。その鏡にはXZ−キャタピラ−・キャノンの姿が映し出されていた。



第二章

「このカ−ドは相手モンスタ−の効果発動をキャンセルし、その効果自体はオレに移す事が出来るのさ!」
「何ッ!」
マリクが手札からカ−ドを1枚捨てた。闇の人形が持つ黒い鏡に映っているXZ−キャタピラ−・キャノンから、破壊光線が発射された。
「クッ!」
ド−ン!海馬の場の伏せカ−ド(破壊輪)が破壊された。
「ハハハハハ!残念だったな、海馬!」
「!!!」
海馬はふと思った。今、マリクは墓地にカ−ドを捨てた・・・。
(もしや!昨夜解明したラ−の特殊効果!墓地のラ−を死者蘇生で蘇生させて完成する1タ−ンキル!!)
「フ・・・」
(もしそうならヤツの手札に死者蘇生が無い事を祈るしか・・・ないか)
「XZ−キャタピラ−・キャノン!守備モンスタ−に攻撃だ!」
XZ−キャタピラ−・キャノンの4門の大砲からエネルギ−弾が放たれた。守備モンスタ−(ドリラゴ)が破壊された。
「タ−ン・・・終了だ!」
「フ・・・」
マリクは小さく笑った。
「安心しろ、海馬!貴様を簡単には殺さん!じわじわとなぶり殺しにしてやる!」
マリクがカ−ドを引いた。
(フ・・・なぶり殺しに丁度いいカ−ドだ・・・)
「フフ、溶岩魔神ラヴァ・ゴ−レム(ATK/3000・DEF/2500)召喚!」
「何ッ!攻撃力3000の8つ星モンスタ−を召還しただと!」
「よく見ろ、海馬。自分の場を・・・。」
海馬の場のXZ−キャタピラ−・キャノンがマリクによって生贄に捧げられた。
「溶岩魔神ラヴァ・ゴ−レムは貴様の場のモンスタ−2体を生贄にして、貴様の場に召喚されるのだ!」
「何ッ!」
「フフ・・・オベリスク召喚の布石を打ち砕いた代償に、攻撃力3000のモンスタ−をくれてやるぜ!」
海馬はマリクの場を見た。守備表示の無敵モンスタ−、バイサ−・デスが“壁”として海馬の前に立ちはだかっている。
(クッ!あれでは攻撃力3000のモンスタ−を得たとしてもマリクには手が出せん・・・)
「溶岩魔神ラヴァ・ゴ−レムを特殊召喚したタ−ンは通常の召喚が出来ない。オレはこれでタ−ンを終了するぜ!」
「オレのタ−ン!」
海馬がカ−ドを引いた、引いたカ−ドは天声の服従・・・。
(・・・ラ−が墓地にあるのかどうか・・・試してみるか・・・)
その時!ラヴァ・ゴ−レムの目がキラリと光った。
「海馬、実は1つ言い忘れた事があるんだがな〜。」
「何だ?」
「貴様の場に召喚されているラヴァ・ゴ−レムは・・・貴様のタ−ンのスタンバイフェイズ毎に、貴様のライフに1000ポイントのダメ−ジを与えるのだ!」
「何ッ!」
ラヴァ・ゴ−レムが口を開けた。その口から溶岩が海馬めがけて流れ出した。
「グォオオオ!」(LP1700)
「ハハハハハ!早くラヴァ・ゴ−レムを何とかしねぇとライフポイントが0になっちまうぜ!」
(生贄にしてしまうにしても手札には星5つか6つのモンスタ−は無い・・・)
海馬は手札からカ−ドを発動した。
「魔法カ−ド、天声の服従!」
「!?」
「この魔法カ−ドは貴様のデッキに眠る8つ星以上のモンスタ−をオレのしもべにする事が出来る。その名を宣言する事によって・・・。もしオレが宣言したモンスタ−が貴様のデッキにあった時、1000ライフを支払う事によりオレの手札に加えられるのだ!」
「ヘェ〜。なら声高々に宣言するがいい!神の名をな!!」
「ラ−の翼神竜!!」
海馬がラ−の名を宣言した。だがマリクは何の反応も示さない。
「フ・・・残念だったな、海馬!ラ−のカ−ドは既に墓地へと送ってある。死者蘇生を引いてきた時、貴様を焼き殺してやるぜ!」
「チッ!」
「さぁどうする?」
「場にカ−ドを1枚伏せてタ−ン終了だ!」
海馬は徐々にマリクの戦術に飲まれていくのを感じていた。
(おのれ〜これくらいの事でオレが・・・)
「オレのタ−ン。」
マリクがカ−ドを引いた。このタ−ンが終了した時、場に出ているバイサ−・デスの無敵能力が解除される・・・。
「魔法カ−ド、天からの宝札!」
「手札増強カ−ドか!」
「アァ!手札が6枚になるようにデッキからカ−ドを引きな!」
海馬はカ−ドを引いた。
(オベリスク・・・)
マリクもカ−ドを引いた。
(ククク・・・)
「フ・・・まずは場にカ−ドを1枚伏せて・・・。」
マリクは更に魔法カ−ドを発動した。
「魔法カ−ド、機械複製術!!」
場に3体のバイサ−・デスが出現した。



第三章

「何ッ!」
「このカ−ドは攻撃力500以下の機械族、オレの場合はバイサ−・デスだが、場に2体増やす事が出来る。これでオレを守る新たな壁が出現した!このまま貴様が溶岩で焼け死ぬところを拝んでやるぜ!」
マリクがタ−ン終了を宣言した。
「オレのタ−ン!」
海馬がカ−ドを引いた。再びラヴァ・ゴ−レムが溶岩を吐き出した。
「クッ!」(LP700)
「ハハハ!オレは何もせずに貴様が死ぬのを見てればいいのだ!」
しかし海馬は・・・笑っていた。
(フッ!神を見せてやる!!)
「魔法カ−ド、クロス・ソウル発動!」
海馬はマリクの場の3体のバイサ−・デスを生贄に捧げた。
「降臨せよ!破壊神・オベリスクの巨神兵よ!!!」
海馬の場にオベリスクの巨神兵(ATK/4000・DEF/4000)が降臨した。
「オベリスク・・・。」
「マリク!貴様の場に壁となるモンスタ−はいない!オベリスクの攻撃で終わりだ!」
「そうかな?」
「何ッ!」
「クロス・ソウルの効果で、貴様の場にいたラヴァ・ゴ−レムをオレが生贄として使う事が許されている。」
マリクは海馬の場のラヴァ・ゴ−レムを生贄にして、バイサ−・ギルティック(ATK/2100・DEF/1500)を召喚した。
「悪あがきを!オベリスクの攻撃!!」
ゴッド・ハンドクラッシャ−!!!
オベリスクの攻撃を受けたバイサ−・ギルティックが消滅した。
「・・・。」(LP2100)
「フッ!クロス・ソウルの効果のおかげで、かろうじて生き延びたようだな!」
しかしマリクは笑みを浮かべている。
「フフ・・・バイサ−・ギルティックの特殊効果発動!」
「何ッ!」
マリクの場にモンスタ−が特殊召喚されて来た。墓地からバイサ−・デス、手札からバイサ−・ショック(ATK/800・DEF/600)、そしてデッキから・・・。
「こ、これは一体?」
「バイサ−・ギルティックスが相手モンスタ−の攻撃で破壊された時、1000ライフを払う事により、手札・デッキ・墓地からそれぞれ1枚ずつ『バイサ−』の名の付くモンスタ−を場に特殊召喚させる事が出来るのだ!」(LP1100)
「な、何という・・・。」
「フフ、そしてデッキから出す“バイサ−”は・・・これだ!」
マリクがデッキから引いたカ−ドを場に出した。
「バイサ−・マリオネット(ATK/0・DEF/0)!次のオレのタ−ンでバイサ−共を使った『拷問コンボ』を見せてやるぜ!」
「拷問コンボだと・・・。」
「それからもう1つ、バイサ−・ショックが召喚された時、場の全ての伏せカ−ドは手札に戻される。」
「フッ!今はオレのタ−ン・・・伏せカ−ドが手札に戻されたとしてもまた伏せ直せば済む事。」
海馬は手札に戻されたカ−ドを、再び場に伏せてタ−ン終了を宣言した。
「オレのタ−ン。」
マリクがカ−ドを引いた。
「フフ、バイサ−・マリオネットの特殊効果発動!」
効果発動の宣言を受け、バイサ−・マリオネットが変形し始めた。
「一体何を・・・。」
「言ったハズだ!拷問コンボを見せてやるとな!」
バイサ−・マリオネットが変形を終えた。
「オ、オレの姿に・・・。」
「それだけでは無い!バイサ−・マリオネットにバイサ−・ショックを装着!」
マリクの場のバイサ−・ショックが、バイサ−・マリオネットを捕獲した。
「ククク・・・これより“闇のゲ−ム”を始める!」
デュエルステ−ジの周辺を闇が覆う。
「闇のゲ−ムだと!」
「海馬!貴様もあの女と同じ目に遭わせてやるぜ!」
パチン!マリクが指を鳴らした。
「グゥオオオオオ!!!」(LP350)
海馬が突然苦しみ出した。
「どうだ、海馬!バイサ−・ショックの電流処刑攻撃は!!」
「しょ、処刑攻撃だと!」
「フフ・・・貴様の姿と化したバイサ−・マリオネットは今、貴様そのもの。バイサ−・マリオネットは相手プレイヤ−をコピ−した後、バイサ−モンスタ−1体を装備する事により、相手プレイヤ−に直接ダメ−ジを与える事が出来る!現在の貴様のライフポイントの半分のダメ−ジをな・・・。」
「ライフ半分のダメ−ジだと!」
「まぁ・・・発動条件は相手プレイヤ−のライフが1000以下、この効果発動中は相手プレイヤ−への直接攻撃は出来ない、という制約はあるがな!」
「な、何て・・・カ−ドを・・・。」
「オイオイ、まだ1タ−ン目だぜ!貴様にはライフが0になるまでこの攻撃を受けてもらわないとな〜。まぁ次の貴様のタ−ンでバイサ−・マリオネットを攻撃して破壊してもいいぜ!その時、装備されているバイサ−・ショックの攻撃力分のダメ−ジを貴様が受けて、ライフが0になっちまうがな!」
マリクはバイサ−・デスを守備表示にし、1枚カ−ドを伏せてタ−ンを終了した。



第四章

「さぁ貴様のタ−ンだ。オベリスクの雄姿をもっとオレに見せてくれよ!」
「オ、オレの・・・タ−ン。」
海馬の意識が遠のき始めていた。闇のゲ−ムによる攻撃が海馬の意識を奪っていた。
「場に1枚のカ−ドを伏せ・・・タ−ン終了・・・。」
(こ、こうなったら・・・オ、オベリスクの特殊効果を・・・使って・・・玉砕してくれるわ!)
海馬は意識の底から復活した。
「何ッ!処刑攻撃が効かなかっただと!」
「貴様の番だ!マリク!」
マリクがカ−ドを引いた、死者蘇生を・・・。
「ハハハハハ!死者蘇生を引いた!」
「死者蘇生!」
「地に眠りしラ−よ!不死鳥の姿となりて蘇生せよ!」
マリクが呪文を唱えた。死者蘇生の効果でラ−の翼神竜(ATK/0・DEF/0)が蘇生召喚された。
「ふ、不死鳥・・・。」
「フフフ、どうやらこの不死鳥の特殊能力は知っているようだな〜海馬!」
「対象モンスタ−1体を確実に破壊する能力・・・それがたとえ神であろうとも・・・。」
「不死鳥よ!オベリスクを焼き払え!!」(LP100)
ゴッド・フェニックス!!!
灼熱の火柱と化したラ−がオベリスクの身体を焼き尽くす。
グォオオオオオオオオオ!!!
オベリスクが破壊されてしまった。
「オ、オベリスクが!」
「ハハハハハ!オベリスクの特殊効果を狙ったんだろうが、残念だったな!これで貴様は終わりだ!」
「クッ!」
「更に拷問コンボ発動!」
再び海馬化しているサイバ−・マリオネットに、バイサ−・ショックによる攻撃が加えられた。
「グゥオオオオオ!!!」(LP175)
「ハハハハハ!まだまだ〜!」
マリクはタ−ンを終了した。不死鳥ラ−は墓地へと戻っていった。
「さて・・・後は貴様が拷問に耐え抜くか、耐え切れずに死ぬか、どちらかしかないぜ!」
「フッ!それはどうかな!」
「何ッ!」
「今の貴様のタ−ンでオレのライフを0にしなったのを後悔させてやる!オレのタ−ン!!」
海馬はカ−ドを引いた。
「手札より魔法カ−ド、コストダウン発動!このカ−ドの効果でオレの手札のモンスタ−のレベルを2つ下げる!」
「ホゥ。」
「そんな余裕を見せていられるのもここまでだ!ブレイドジェネラル(ATK/2200・DEF/1800)召喚!」
コストダウンの効果により、6つ星モンスタ−であるブレイドジェネラルが生贄無しで召喚された。
「ブレイドジェネラル?」
「フフッ、ブレイドジェネラルの特殊効果を見せてやる!」
ブレイドジェネラルが剣を抜いた。そして数回回転させた後、剣をフィ−ルドに突き刺した。
ショック!!
フィ−ルドに突き刺した剣から衝撃波が放たれた。その衝撃波を受けたマリクの場のモンスタ−が全て破壊された。
「何ッ!」
「フハハハハ!ブレイドジェネラルの召喚に成功した時、相手の場の効果モンスタ−を全て破壊する特殊能力が備わっているのだ!」
「無敵能力を誇るバイサ−・デスまで破壊されるとは・・・。」
「フハハハハ!オレの勝ちだ!!」
ブレイドジェネラルがフィ−ルドから剣を引き抜いた。
「ブレイドジェネラル!マリクにダイレクトアタック!」
剣を構えたブレイドジェネラルが、マリクに襲い掛かった。
「フッ!伏せカ−ド発動!」
マリクが伏せカ−ドをオ−プンした。
「速攻魔法、闇の護風壁!」
マリクの周りに闇の風が吹き、姿が見えなくなった。
「何ッ!」
ブレイドジェネラルの攻撃は、マリクには届かなかった。
「残念だったな!海馬!」
「さっきまでの有利な状況でも、防御手段を講じていたとはな。」
海馬は場にカ−ドを1枚伏せてタ−ンを終了した。
「オレのタ−ン。」
マリクがカ−ドを引いた。
「ククク、ではお遊びはここまでにしておくぜ!海馬!」
「お遊びだと!」
マリクはグラナドラ(ATK/1900・DEF/700)を召喚し、ライフを1000ポイント回復させた。(LP1100)
「更に手札より魔法カ−ド発動、魔法石の採掘!」
マリクは手札から2枚のカ−ドを捨て、墓地から死者蘇生のカ−ドを手札に加えた。
「地に眠りしラ−よ!再び蘇生せよ!」
死者蘇生の効果により墓地から球体モ−ドのラ−が現れた。
「不死鳥ではない!という事は!」
「そうだ!見よ!ラ−の翼神竜、第2の特殊能力を!」
「ラ−の翼神竜、第2の特殊能力・・・プレイヤ−のライフを1ポイントのみ残し、残りをラ−の攻撃力に転換する・・・。」
マリクのフィ−ルドには、マリクと融合したラ−の翼神竜(ATK/1099)が・・・。
「だが残念だったな!オレの場のブレイドジェネラルは攻撃力2200。いくらラ−に特殊召喚時の速効性があったとしても、攻撃力が低ければ恐れるに足りん!」



第五章

「そうかな?」
「何ッ!」
マリクは場に出ているグラナドラを生贄にした。
「何ッ!場のモンスタ−の攻撃力を吸収しただと!」
「ハハハハハ!残念だったのは貴様の方だったな!!」
グラナドラの攻撃力を吸収したラ−の翼神竜(ATK/2999)が口を開いた。
ゴッド・ブレイズ・キャノン!!!
攻撃を受けたブレイドジェネラルが消滅した。
「お、おのれ・・・。」(LP0)
「オレの勝ちだな、海馬。さぁ!オベリスクを渡してもらおうか。」
海馬はデッキからオベリスクのカ−ドを抜き取った。
「ル−ルはル−ル・・・受け取るがいい!」
海馬がマリクめがけてカ−ドを飛ばした。
パシッ!マリクが指でカ−ドをはさみ取った。
「フフフ・・・さてと・・・次の生贄は誰だ!」
ハハハハハ!マリクはデュエルステ−ジを去っていった。マリクにとって決勝の相手は、遊戯だろうが城乃内であろうが関係の無い事だからだ。
「だが・・・遊戯〜!次は貴様の番だ〜!!覚悟しておくんだな!!!」


第3弾 完


第4弾に続く