うごめく裏組織

Rさん作
作成:03/01/05


プロローグ

遊戯や海馬をはじめとしたデュエリスト達がバトルシティで激しいデュエルを繰り広げる中、1つの組織が動いていた・・・・

 「例のモンスターはまだ完成せんのか?」男は言った。
 「ええ。それが、充分な力をまだ発揮できていません。」1人の研究員が、研究室のあるものに目を向けいった。そこには、なんと竜のような生物が保管されていた。
 「やはり、強大なエネルギーが必要か・・・・」男はおもむろにノートパソコンを起動させた。「・・・・ん?」あるデュエルを見た。それは、バトルシティの準決勝戦、遊戯と海馬のデュエルだった。
 海馬はフィールド上に、青眼の白龍3体とロードオブドラゴンを、遊戯はフィールド上に、ブラック・マジシャンと・・・レッドアイズを出していた。
 「・・・・・・!!」男は思いつき、不敵な笑みを浮かべた。「こいつらのドラゴンを奪ってくるのだ!!」男の声とともに、その組織の者達は動き始めた。

 数週間後、新たな決闘は始まる・・・・・・


第1話「彼らは今」



 バトルシティの一件を終えて数日後、あるカードショップにたくさんの客が押し寄せていた。

「そして僕は磁石の戦士αを召喚!攻撃!!」
「ぐあぁーーっ!!負けたっ・・・」
店のデュエル場で様々なデュエリストと勝負をする少年、それは、バトルシティ大会優勝者、武藤遊戯であった。今多くのデュエリストを相手に連勝している。
「これで16人目だよ。一体何人くらいいるんだろう?」遊戯は疲れた表情で言った。
「まぁ、俺達はバトルシティで優勝したからな。挑んでくるやつがいないわけがない。」闇遊戯がひょっこりと顔を出した。彼らは海馬やマリクといった強敵を相手に戦ってきた。その強さはまさに真のデュエリストといえる。ここに来ている人のほとんどが、その遊戯とデュエルするためにいるのだ。

 隣のデュエル場では、もう1人の実力者が腕を鳴らしていた。バトルシティ大会第3位の城ノ内克也である。
 「っしゃあーー!!オレの勝ちだァっ!!どうよオレ様の実力!!」
「そういうものの、完全に負けかけてただろうが。最後に時の魔術師をひいて形勢逆転したけどよ。」城ノ内の横の、友達の本田ヒロトが呆れた口調で言った。
「う、うるせーっ!勝ちゃあいいんだ、勝ちゃあ!!」
 彼は、バトルシティに参加したことでデュエリストとしてのレベルを着実に上げてきた。たとえ負ける寸前でも、諦めずに戦いそして勝ってきたのである。

 「あ、そういえばあさってって町内大会だったよな。」ふと城ノ内は思い出した。そして遊戯は、「じゃあ、あさっては杏子達も誘おうよ。」と言った。あさってに、童実野町ではデュエルの大会があるようだ。
「だったら、ここで負けてらんねーよな。ここのやつら全員に勝って、あさってに望もうぜ!!」城ノ内が自信ありげに、訪ねに来たデュエリスト達に言った。彼らは恐ろしくなり少し後ずさりした。


 彼らが店内でデュエルをしている中、店の外に少年がいた。少年は黒いマントを身にまとって店内の遊戯たちをこっそりと見ている。そしてニヤリと笑い、その場を去った・・・・・・。



第2話「謎のトーナメント」

2日後、彼らはデュエル大会の会場のとあるカードショップに来ていた。
 そのカードショップは最近できたばかりで、デュエル場は広く、そしてどことなく高級感が漂っていた。

城ノ内「おーみんな、待たせたなあっ。」
 城ノ内は遊戯たちより少し遅く来た
本田「なにやってたんだよ、城ノ内!」
城ノ内「いや〜、デッキに入れるカードが迷ってな、んで悩んでるうちにだいぶ時間がかかったんだ。だがこのデッキなら負ける気がしねえぜ!!」
遊戯「おはよう、城ノ内君。今日は頑張ろうね。」
城ノ内「おうよ!」
 まだ遊戯からレッドアイズのカードを返してもらっていない城ノ内だったが、自信に満ちあふれていた。
遊戯「じゃあ、早速受け付けに行こう!」

受付「ここではこのデュエルディスクを装着してのデュエルを行ってもらいます。」
彼らはおなじみのデュエルディスクを手渡された。
受付「この大会ではエキスパートルールを使用します。また、アンティはしてもしなくてもいいこととします。そして、武藤遊戯様と城ノ内克也様は決勝トーナメントからとなります。」
城ノ内「なに?!どういうことだ?」
受付「バトルシティトーナメントベスト8に選ばれた方は、自動的に決勝トーナメントからのデュエルを行ってもらうシステムとなっております。そしてそれ以外の方は全員予選からです。」
杏子「よかったじゃない2人とも!」
本田「ちぇっ、俺達は予選からか。」
城ノ内「へへ、ラッキー!」
遊戯「でも城ノ内君、油断しちゃいけないよ。どんな人と当たっても全力で戦わなきゃね。」
城ノ内「あ、ああ。もちろんだぜ!!」
遊戯「それじゃあみんな、今日はとことん頑張ろう!」
全員「おお!!!」

本田「『戦士ダイ・グレファー』を召喚!攻撃!!」
某デュエリスト「う、うわあーーっ!!」
 ダイ・グレファーのすさまじい剣圧が、対戦相手のモンスターを真っ二つにした。
遊戯「やった!!本田君の勝ちだ!!」
城ノ内「な・・・あいつ、いつの間にあんなに強くなったんだ?」
本田「(この日のために毎日コンボを考えて来て良かったぜ。これでオレも決勝トーナメント進出だ!)」

 一方のデュエル場でも、たった今デュエルが終わったようだ。そこは、御伽のいる予選ブロックだった。遊戯たちは本田のデュエルが終わった後にそちらへ向かった。
遊戯「どうだったかな、御伽君・・・」
城ノ内「アイツなら、予選突破だろ。本田だって通過できたんだし。」
本田「な、何だとてめえ城ノ内!!」
杏子「もう、ケンカはよしなさいよ!」
城ノ内「ん?!」
遊戯たちがそこについたとき、御伽は肩を落としていた。
城ノ内「オイ御伽、もしかして・・・負けたのか?」
御伽「・・・ああ。」
遊戯「でも一体誰なんだろう?まさか御伽君を倒すだなんて・・・」
御伽「・・・・・やつの目的は大会入賞なんかじゃない。『真紅眼の黒竜』だ!!」
全員「なに!?」


第3話「狙われたレッドアイズ」

 遊戯たちはいっせいに静まった。
城ノ内「な、何でレッドアイズを狙ってるやつがいるんだよ?!グールズの残党とかか?」
遊戯「御伽君、わかりやすく説明してくれないかい?」
御伽「グールズの奴ではないよ。ただアイツの狙いが、今遊戯君が持っている真紅眼の黒竜らしい。それしかわからないよ。」
城ノ内「おのれー!!まだオレ様のレッドアイズを狙う奴がいたとはぁー!!」
本田「だから今はお前のカードじゃねえだろ!」
遊戯「と、とにかく今は奴の動きを見よう。どうするかはその後だ。」

ピンポーン!
突然店内放送が入った。
放送「予選がすべて終わりましたので、これから決勝トーナメントを行いたいと思います。早速1回戦目の武藤遊戯選手とX選手はデュエル場に集合お願いします。」

城ノ内「な、いきなり遊戯の試合かよ!」
杏子「なんか相手の選手怪しいわね。Xって・・・」
遊戯「ああ。だけど、絶対に負けないさ。たとえ相手がレッドアイズを狙ってるとしても。だから、勝つ!」
そう言って、遊戯はデュエル場に向かった。
城ノ内「お、俺達も行くぞ。」城ノ内達も後を追った。


 デュエル場では遊戯と謎のX選手が向かい合っていた。X選手は遊戯に不気味に微笑みかけた。
X「ククク・・・君、情報によると、バトルシティトーナメントの優勝者で、そしてレッドアイズを持っているとか。」
遊戯「ああ、ボクに、そして、レッドアイズに何の用があるんだい?」
X「・・・・・ねえ、せっかくだからアンティルールでやりませんか?ボクのカードと君のレッドアイズで。」
遊戯「・・・・わかったよ。この勝負、絶対に勝って見せる!!」 その時、千年パズルが光り、闇遊戯へと人格が変わった。


第4話「ドラゴンデッキ」

 お互いデッキをシャッフルし、今デュエルディスクにセットした!
審判「では、デュエルスタート!!」

遊戯 LP4000
X  LP4000

X「いくよ、ボクのターン、ドロー!! ボクはこのターン、『グランドドラゴン』を攻撃表示で召喚!!」
Xのフィールドに巨大なドラゴンが出現した。グランドドラゴンは低級のドラゴンの中で最も高い攻撃力を誇っている。
X「さらにリバースカードを2枚セットし、ターン終了だ。」

遊戯「オレのターン、ドロー!! オレはリバースカードを1枚セットし、モンスターを守備表示でセット。ターン終了だ。」

X「(フフ、モンスターに攻撃をした所でリバースカードで返り討ちにする気か。でもそうはいかないよ。) ボクのターン、ドロー! フィールド上の『グランドドラゴン』を生け贄に捧げ、このモンスターを召喚する。出でよ、『エメラルドドラゴン』!!」
Xのフィールドからグランドドラゴンが消えた瞬間、さらに大きなドラゴンが現れた。その体はまるでエメラルドのように美しく、観客もその魅力にひきつけられた。

城ノ内「おお、すげえ・・・・すげえ綺麗だぜ。」
本田「驚いたぜ・・・。」

X「まだボクのターンは終わらない!! さらにリバースカードオープン!『スタンピング・クラッシュ』!! この効果でキミの魔法・罠ゾーンのカード1枚を破壊しそしてキミに500ポイントのダメージを与えるよ!」
遊戯「なに!?」

ドカーーーーーーン!!
遊戯の伏せカードは『魔法の筒』だった。すべての攻撃を相手にはね返す無敵といえるその罠は、エメラルドドラゴンに粉々に砕かれた。

遊戯「くっ・・・」 残りLP 3500
城ノ内「お、おい、やべーぞ! 魔法の筒が破壊されちまった!」

X「ハハハ、そして守備モンスターを攻撃!!」
エメラルドドラゴンが遊戯の守備モンスターに口から光り輝く閃光をはなった!

遊戯「ふ、リバース効果発動!!『サイバーポッド』!!」
X「なに!?」
遊戯「このカードはフィールド上のモンスターをすべて破壊する特殊能力を持つ!」

エメラルドドラゴンはサイバーポッドに飲み込まれ、共に姿を消した。

X「ちっ・・・」
遊戯「さらにサイバーポッドの効果で、お互いはデッキの上から5枚のカードを引き、その中のレベル4以下のモンスターを特殊召喚する。」

遊戯 『クイーンズ・ナイト』攻撃表示
   『回復術者-ホイミス-』表側守備表示で特殊召喚
X  『オシリスの愛弟子』表側守備表示
   『幼きドラゴン』攻撃表示で特殊召喚

遊戯「『回復術者-ホイミス-』の効果によって、フィールド上の表側表示のモンスターの数だけ俺はライフポイントを回復する!」 遊戯 LP4300

城ノ内「おおっ!! これでまたわからなくなったぞ!!」
本田「さすが遊戯だ。やっぱあいつは一味違うぜ。」
杏子「でも、Xは表情1つ変えてないわね。なんか怖い・・・」

X「(ふっ・・・まあ、せいぜいいい気になっているんだなぁ。ここからじわじわと味わらせてやるぜ。ドラゴンデッキの恐怖を!)」

現在の形勢
遊戯
 LP4300  手札 7枚  リバースカード なし

 LP4000  手札 6枚  リバースカード 1枚

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オリジナルカード

回復術者-ホイミス- 属性:光 ☆4
攻:1250 守:1800
魔法使い族・効果
・このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、このカードをコントロールするプレイヤーはフィールド上の表側表示のモンスター1体につきライフポイントを200回復する。(このカードも含まれる。)

オシリスの愛弟子 属性:炎 ☆4
攻:1800 守:950
ドラゴン族    (通常モンスター)
・ オシリスの側近に仕えるドラゴンのうちの1匹。まだ修行中の身なため、力は発展途上である。

幼きドラゴン 属性:風 ☆3
攻:550 守:1000
ドラゴン族・効果
・?????


第5話「現れた上級ドラゴン!」

Xはさらにリバースカードを1枚セットして、ターンを終了した。

遊戯「オレのターン、ドロー!!」
遊戯「(ヤツのリバースカードが気になるな・・・ならば!!) 魔法カード発動!『遠征
   軍の勇姿』!!」
X「むっ!」

 魔法カードを発動したと共に、そこにかなりの数の戦士が出現した。戦士達は、Xのフィールドの魔法・罠ゾーンのカードめがけて突撃しその2枚に剣を突き刺した!!
X「な・・・一体何をしたのさ!」
遊戯「ふっ。『遠征軍の勇姿』は、相手の魔法・罠の発動を封じる遠征軍を呼ぶカードさ。
   次のオレのターンが来るまで、お前は魔法カードと罠カードを発動することができな
   いぜ!!」
X「くっ・・・・」
遊戯「さらにオレはフィールドの『クイーンズ・ナイト』と『回復術者-ホイミス-』を生け
   贄に捧げ、オレのデッキで最強の魔術師を召喚する。出でよ、『ブラックマジシャ
   ン』!!」
場を黒い闇が包み、その中から1人の黒魔導師が現れた。
城ノ内「出たぁ!!遊戯の十八番!!」
遊戯「さあ、これでお前を守るカードは無い! ブラックマジシャンの攻撃! 『ブラッ
   ク・マジック』!!」
 黒く染まった巨大な魔力弾が、Xの『幼きドラゴン』を襲った!
X「フフフ、『幼きドラゴン』特殊効果発動!!」
遊戯「何!?」
 幼きドラゴンの周りに、2つの光がともされた。そのうちの1つの光が、ブラックマジシャンのはなった魔力弾へ突撃した!! 魔力弾は消えて無くなってしまった・・・。

遊戯「ば、バカな・・・何が起こったんだ!?」
X「なに、『幼きドラゴン』の効果が成功しただけですよ。このカードは特殊召喚に成功し
  た時に、2つの光があらわれるんです。その光は、あなたのカードでこのカードが破壊
  されそうになった時にその光が守ってくれるんだ。」

遊戯「くっ、ターン終了だ・・・。」

X「ではボクのターン、ドロー!! このターンは魔法も罠も使えないし、それならボクは
  フィールド上の『オシリスの愛弟子』と『幼きドラゴン』を生け贄に捧げ、モンスター
  を守備表示で召喚する。ターン終了だ。」

遊戯「(? 上級モンスターを裏側守備表示で召喚だと? 一体どういうことだ?)
   オレのターン。オレは『遠征軍の勇姿』のコストとして、ドローフェイズとメインフ
   ェイズをスキップしなければならない。」
遊戯「だがオレは、このまま攻撃を行う! ブラックマジシャンの攻撃! ブラックマジッ
   ク!!」
X「ふふ、守備表示のモンスターに恐れず攻撃してくるとは、やっぱりスゴイ人だ。でも、
  ボクだって負けたくないからね! リバース効果発動、『エージェント・ドラゴン』!!」
 突然辺りが明るく光り、その中から大きいドラゴンが現れた!!


現在の形勢
遊戯  手札 3枚  LP 4200  リバースカード なし
X   手札 5枚  LP 4000  リバースカード 2枚
------------------------------------------------------------------------
オリジナルカード

幼きドラゴン 属性:風 ☆3
攻:550 守:1000
ドラゴン族・効果
・このカードが特殊召喚に成功した時、このカードの上にガードカウンターを2個乗せる。このカードが相手モンスターとの戦闘あるいは相手のカードの効果で破壊される時にこのカードの上のガードカウンターを1個取り除くことでその戦闘あるいはカードの効果を無効にする。

遠征軍の勇姿 (通常魔法)
・相手はこのカードを発動してから次の自分のターンまで、魔法・罠をプレイすることができない。次の自分のターンのドローフェイズとメインフェイズ1・2をスキップする。


第6話「ブラックマジシャンの反撃」

X「このドラゴンは、数々のドラゴンの中でもトップの地位に立っている。そしてこいつは、他の地位の高いモンスターがいると許せなくなり怒りをあらわにする。ゆけ、『エージェント・ドラゴン』! エージェント・スパーク!!」
すると、遊戯のフィールドのブラックマジシャンはエージェント・ドラゴンの放つ閃光
にのみこまれ消え去ってしまった・・・・・
遊戯「ブ、ブラックマジシャン!!」
X「つまり『エージェント・ドラゴン』は、フィールドのすべてのレベル7以上のモンスター
 を破壊する能力を持つ。そして、エージェントドラゴンの守備力は2600。よってキミは
 100ポイントのダメージを受ける!」
遊戯「ぐっ、くそっ・・・」 遊戯 残りLP4200
X「さあ、キミのデッキで強力な黒魔術師はいなくなったよ。どうする?」
遊戯「・・・・オレはリバースカードを2枚セットし、ターン終了だ・・・。」

城ノ内「や、やべーぞ。また遊戯が不利になっちまった・・・」
御伽「がんばってくれ遊戯君・・・」

X「ボクのターン、ドロー! エージェント・ドラゴンを攻撃表示に変更し、武藤遊戯にダイレ
 クトアタック!!『エージェント・フレイム』!!」
 エージェント・ドラゴンはその大きな口から灼熱の炎を吐き出した! その炎は、遊戯を襲った!!

遊戯「リバースカードオープン! 『残された究極の黒魔術』!!」
X「なに?! な、なんだそのカードは!?」
遊戯「このカードは、自分の墓地に黒魔導師が存在しているときに発動することができる罠
  カードさ。もちろんその時自分の手札が3枚以上なければいけないことになるがな。」
 遊戯は3枚の手札を全て捨て、それと同時に遊戯のライフポイントも500減った。
遊戯「今のコストを払うことで、自分の裏側の魔法カードに速攻アイコンを追加される!」
X「ま、まさか・・・その魔法カードは・・!!」
遊戯「そう、貴様の予想するカードさ。魔法カード発動!『死者蘇生』!!!」

発動されると同時に、フィールド上にブラックマジシャンが召喚された!!

X「ま、またブラックマジシャンが・・・」
遊戯「行くぜX!! ブラックマジシャンの反撃、ブラック・マジック!!!」

魔力弾がエージェント・ドラゴンに向かって飛んでいった。エージェント・ドラゴンは魔力弾にのみこまれ、みるみるうちに消えていった・・・・・・・・・
X「エ、エージェント・ドラゴン・・・!!」

城ノ内「よっしゃあー! 遊戯が逆転したー!! さすが遊戯だぜ!!」
遊戯「さあどうする、X!!」
X「まだボクはあきらめない!!」
 2人はにらみ合った。

 その時突然、カードショップの電気が
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オリジナルカード

エージェント・ドラゴン 属性:光 ☆7
攻:2150 守:2600
ドラゴン族・効果
・リバース:フィールド上のこのカード以外のレベル7以上のモンスターを全て破壊する。

残された究極の黒魔術 (通常罠)
・自分の墓地に「ブラックマジシャン」が存在し、自分の手札が3枚以上でなければ発動不可。手札を全て捨てライフポイントを500払うことで、自分のフィールド上の裏側の魔法カード1枚に速攻アイコンを追加する。


つづく